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社会人ちゃんの日記

感想

ダンダダンの10話を見てボロボロ泣いてる

シャコの陥っているあの不遇に憤るには、自分が、日々の労働にあまりにも泥んでしまって、悲しくなってボロボロ泣いてしまった。

探偵小説をあまり読んだことがない

『鏡は横にひび割れて』を読んだ。(アガサ・クリスティー著、橋本福夫訳『鏡は横にひび割れて』早川書房、2018年発行版)

すばらしい新世界

なんか凄いもの読んじゃったな。

オタクの皆さんも「Mars Express」(2024)を見て頭を割りましょう

アニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXで出てくる笑い男事件後に少佐が戻って来ず、バトーくんが少佐の後追いをするみたいな映画を見て頭割れるかと思ったので、オタクの皆さんは是非見て下さい。

「世界は爆音ではなく、ささやきとともに終わるだろう。」(キース・トーマス著、佐田千織訳『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日』、竹書房文庫、2021年、117ページ)

フルタイムの労働を終えてからホワイトサンド精神病院の夜シフトに入ってるくらいの頻度でコピーキャットゲームに勤しんでいるので、小説どころか140字以上から成る文章というものをほとんど読んでいない生活を送っているところ、表紙を一目見て貸出手続きに…

付き合ってやってくれよ

最新話の、みわから冴子への「好きだよ」を見た時に……オタクは……………………………………※『付き合ってあげてもいいかな』(たみふる、小学館、2024年)最新話まで および 『氷』(アンナ・カヴァン、山田和子訳、筑摩書房、2015年)核心部のネタバレを含みます。

人間ってなかなか死なない(フォークナー著、高橋正雄訳、『響きと怒り』、講談社文芸文庫、1997年)

毎営業日「助けて!」とあてどもない救いを求めながら枕を涙で濡らしていますが、ここ最近は「今日と同じ明日が来るとは限らないし、何が起きるかもわかりませんからね」と気持ちを切り替え、ひとまず寝て起きて出勤する ※(フォークナー著、高橋正雄訳、『…

「イニシェリン島の精霊」(2022)

「アイルランドの孤島で暮らす男二人、ある日急に仲たがいをしてしまい……」というあらすじは知っていたので、視聴によって何かしら過去が明かされるタイプの話なんだろうなと思っていた。 ※「イニシェリン島の精霊」(2022)のストーリーネタバレを含みます。

「ウィッシュ」(2023)面白かったのでオタクの皆さんは是非見て下さいね

かつては善政を敷い国を富ませたものの、晩年には猜疑に塗れパラノイアに陥った挙句禁術に手を出し、民草を顧みない狂王と化した王を打倒する若き青年たちの革命ストーリー 「ウィッシュ」(2023)を見ました(ディズニー映画)

ミシェル・ウエルベック 著、野崎 歓 訳『地図と領土』、筑摩書房、2013年

読み始めたときは「主人公が大学教員で、最終的に選挙によってフランスにイスラーム国家が樹立する話」だと思っていたんですけど、主人公がなんか画業に専念してる壮年男性ということを知り、どうやら『闘争領域の拡大』と勘違いしていることに気が付いた。…

ゲームしながら見るには面白過ぎるけどゲームしないで見るにはパンチが強すぎる映画を30分だけ見た

オンラインゲームをしながら映画を視聴するという悪癖を持っており、時々何気なく再生した映画が面白過ぎてゲームどころではなくなることがある。※映画「哭悲/THE SADNESS」(2021)の内容に多少触れています

古典を読むときは本の裏に書いてあるあらすじ情報以外見るな(ホーソーン著、小川高義訳『緋文字』、光文社、2013年)

古典を読むときは本の後ろに書いてあるあらすじ情報以外何も見るな ※ホーソン『緋文字』のネタバレを含みます

2023年のクリスマス(2023年に視聴したものの一番よくわからなかった映画について)

クリスマス感はありませんが年末が近いので、2023年に見た映画で頭の中で処理出来ていないものの話をしようと思います。※「Beau Is Afraid.」(2023)のネタバレを含みます。

睡眠がぐちゃぐちゃ(ミシェル・ウエルベック 著、野崎歓、齋藤可津子、木内尭 訳『滅ぼす』、河出書房新社、2023年)

助かることがわかるのは助かり方がわかっている人間だけではないか。助かり方もわからないのに漠然と助けを求めている。入眠に失敗し続けている。※ミシェル・ウエルベック 著、野崎歓、齋藤可津子、木内尭 訳『滅ぼす』、河出書房新社、2023年 の感想を含み…

実は2時間実写監督による大説教を期待していた(「君たちはどう生きるか」(2022))

観に行って後悔しているということはないが、良い感じにまとまられるぐらいなら滅茶苦茶やってほしかった。

抵抗は服従よりも稀有(デーヴィッド・チャンドラー著、山田寛訳『ポル・ポト 死の監獄S21 クメール・ルージュと大量虐殺』、白揚社、2002年、296ページ)

貸出期間を限界まで延長しつつも完全に積んでいた本をどうにか読み切った。

スーパースターを無配されてきた(「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023))

ストーリーもわりと面白いんですが、そもそも自分がこのシリーズのゲームをプレイしたことがあるので、知ってるギミックを見ると脳が気持ちよくなります。

水中って思ったより揺れない(「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」(2022))

日記ブログ、おすすめです! 自分の脳と向き合おう

漢と漢のロミオとジュリエット(「RRR」(2022))

例えばインド版ラ・ラ・ランドを見に行くつもりであれ見に行ったらまあ、拳は飛び交いますし、強烈な人種差別を主題とした話で、ショックが大きかろうな、という話も分かる。

35年生きるハムスター(「パラドクス」(2018))

ここにネタバレを書くことによって、これからあの映画をまだ見ていない人間から、筋書きの連なりを理解した時の「💡」を摘み取ることは罪に近いような気がする。

知らん観客の悲鳴を聞こう(「THE FIRST SLAM DUNK」(2022)を見た(2回目))

ちょっと前にお友達と「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行った。(2回目)

美しい涙を見よう!(「THE FIRST SLAM DUNK」(2022)を見た)

ちょっと前にお友達と「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行った。

佐藤究『テスカトリポカ』角川書店、2021年

オタクの皆さんは好きだと思うのでぜひ読んでください。よろしくお願いします。

2022年のクリスマス

翻って今、独居、通院、何かが起きる筈もなく……。(折角なので、主観的に「クリスマスになると思い出す書籍」をご紹介します。)(ミシェル・ウェルベック著、関口涼子訳『セロトニン』河出書房新社)(特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」)