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社会人ちゃんの日記

感想

古典を読むときは本の裏に書いてあるあらすじ情報以外見るな(ホーソーン著、小川高義訳『緋文字』、光文社、2013年)

古典を読むときは本の後ろに書いてあるあらすじ情報以外何も見るな ※ホーソン『緋文字』のネタバレを含みます

2023年のクリスマス(2023年に視聴したものの一番よくわからなかった映画について)

クリスマス感はありませんが年末が近いので、2023年に見た映画で頭の中で処理出来ていないものの話をしようと思います。※「Beau Is Afraid.」(2023)のネタバレを含みます。

睡眠がぐちゃぐちゃ(ミシェル・ウエルベック 著、野崎歓、齋藤可津子、木内尭 訳『滅ぼす』、河出書房新社、2023年)

助かることがわかるのは助かり方がわかっている人間だけではないか。助かり方もわからないのに漠然と助けを求めている。入眠に失敗し続けている。※ミシェル・ウエルベック 著、野崎歓、齋藤可津子、木内尭 訳『滅ぼす』、河出書房新社、2023年 の感想を含み…

実は2時間実写監督による大説教を期待していた(「君たちはどう生きるか」(2022))

観に行って後悔しているということはないが、良い感じにまとまられるぐらいなら滅茶苦茶やってほしかった。

抵抗は服従よりも稀有(デーヴィッド・チャンドラー著、山田寛訳『ポル・ポト 死の監獄S21 クメール・ルージュと大量虐殺』、白揚社、2002年、296ページ)

貸出期間を限界まで延長しつつも完全に積んでいた本をどうにか読み切った。

スーパースターを無配されてきた(「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023))

ストーリーもわりと面白いんですが、そもそも自分がこのシリーズのゲームをプレイしたことがあるので、知ってるギミックを見ると脳が気持ちよくなります。

水中って思ったより揺れない(「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」(2022))

日記ブログ、おすすめです! 自分の脳と向き合おう

漢と漢のロミオとジュリエット(「RRR」(2022))

例えばインド版ラ・ラ・ランドを見に行くつもりであれ見に行ったらまあ、拳は飛び交いますし、強烈な人種差別を主題とした話で、ショックが大きかろうな、という話も分かる。

35年生きるハムスター(「パラドクス」(2018))

ここにネタバレを書くことによって、これからあの映画をまだ見ていない人間から、筋書きの連なりを理解した時の「💡」を摘み取ることは罪に近いような気がする。

知らん観客の悲鳴を聞こう(「THE FIRST SLAM DUNK」(2022)を見た(2回目))

ちょっと前にお友達と「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行った。(2回目)

美しい涙を見よう!(「THE FIRST SLAM DUNK」(2022)を見た)

ちょっと前にお友達と「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行った。

佐藤究『テスカトリポカ』角川書店、2021年

オタクの皆さんは好きだと思うのでぜひ読んでください。よろしくお願いします。

2022年のクリスマス

翻って今、独居、通院、何かが起きる筈もなく……。(折角なので、主観的に「クリスマスになると思い出す書籍」をご紹介します。)(ミシェル・ウェルベック著、関口涼子訳『セロトニン』河出書房新社)(特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」)