旅行記録の方では緑島から全然帰ってこなくてそろそろこいつ島に住んだのかなというところですが、あれからまた別の案件で台湾観光旅行をしていますし、また別の話として旅行も行っている。
この旅行期間と定めていた期間中、その旅行先が見事に天気悪くて、
⚠️ Flood Threats and Extreme Precipitation warnings remain in effect in many places in 🇨🇿Czechia and 🇵🇱Poland. 🇦🇹Austria and 🇩🇪Germany also issued warnings due to the situation of heavy rainfall and snowfall in case of the Alps.🏔️
— Windy.com (@Windycom) 2024年9月14日
🌧️The rain will continue to move south-westwards… pic.twitter.com/JwNlOgGL35
チェコに10年以上住んでいますが、今回ばかりは「未曾有の大災害」となる洪水が起こりそうです。金土日と尋常じゃない量の雨が降り続く警報が出ていて、もうチェコ国内のあちこちで生活インフラに支障が出ています。観光中の皆様も西へ逃げてください。生きていればまた必ず来れます。
— Hiroaki Goto 後藤博亮🇨🇿🎻 (@HiroakiGoto1) 2024年9月13日
というか、五十年に一度といった単位の大水害期間中だったみたいで、
幸いにも水害の直接的被害は喰らわなかったものの、間接的な被害として乗る予定だった電車が乗車前日どころか乗車予定日未明に「unfortunately」の一言で全キャンセル喰らうとか、シンプルに天気が悪く観光中始終雨に打たれている一方、真夏日の国から出国しているものだからかなり夏めの秋装備をしており、撥水性ではない薄手の上着に異国の雨がしとしとと沁み込むとか、天気はいいけど多分標高が高くて普通に寒いとか、そういうことをしていたら、旅程の中盤から喉ガラガラ鼻水ズルズルになった。シンプルに風邪。
幸いにも発熱はせず、旅程の中でズルズルの鼻水はそのまま収まって良き、時折思い出したように咳を始めるという綺麗な状態で無事旅程を終え、そこからさらに何事も無かったかのように労働をしていたら(本当はこんなことしたくない)、週休二日目の週休一日目、すっごい腹を下した。
すっごい、腹を下した。
どれぐらいすっごいかというと、一日の始まりにささやかな水道水を飲むと直後、下り龍出現! トイレに駆け込みビチグソする程度の下痢。
※以下ずっと今自分が取らされている排泄関連の症状の話
ちなみに、ここまでの風邪で取った症状が喉の違和感(消失)→くしゃみと鼻水(消失)→咳 並行して突如として現れる下痢。
つまり現状残ってる症状、咳と下痢。Plague.Incで何らかのコンボが発生しそうな症状の取り方。
週休二日目なんかもう、便失禁の予兆で目が覚めたし、そのままトイレでビチグソ。
朝から気勢を削がれたまま少しでも胃腸にやさしくしようと備蓄のレトルト粥を舐め、消費期限を大幅超過したイオン飲料を飲みながら、アニメ「メイドインアビス」を一期一話から途中で映画(深き魂の黎明)を挟み、二期最終話まで再視聴していたら身体に上昇負荷が掛かったのかなんか、歩くたびにふらつくようになった。
過去に大量処方を頂いたのをいいことに二日酔いの時もなんとなく体調が悪い時も飲んでいる補中益気湯を飲んでも効き目がない。というか、なんか悪化した。
それで調べたんですけど、補中益気湯の副作用って下痢らしいです。下痢の時に飲んじゃ駄目なやつかもしれない*1。
この目眩は流石に週休二日間で一日一回~二回の粥と沢山の水しか飲んでいないからだろうと思いつつも念のため向かったクリニックで、医者は私の一生懸命な説明、咳の症状や元々風邪症状があったこと、強い倦怠感やふらつきがあることから、発熱はないものの、これはもしかすると流行り病かもしれないので検査をしたいという希望の一切を聞き流し、事実を述べる為に必要だった「ものすっごいゲリ」に着目して下痢特化処方をしてくださった上、それまで下痢噴射を避けるため私が大事に飲んでいた下痢止めの服用を禁じた。
かくして私は職場に連絡をすることになった。
下痢止めを取り上げられた以上、オフィスでの勤務なんか絶対に出来ないからだ。
だいたいパソコンを相手にする業態で何でオフィスなんかで勤務しなきゃいけないんだという納得感の無さもありつつ、それ以上に今、この身体では無理であることが確定した。
うんこをもらすかもしれないから、オフィス出勤不可能。
小学生が思い浮かべたような事由で出勤を調整した。オフィスに並びいるスタッフの皆さんが、これをどうとらえているかはわからない。しかし、現状としては本当にそうだから仕方がない。
この状態では、出勤して、オフィスでうんこを漏らせればまだ上々だ。一番ありそうなシナリオとしては最寄り駅で「危機感」を覚え、蹲るどころか括約筋に踏ん張らせる間もなく、液状便が噴出される。ごめん、オフィスには行けません。今すっごいゲリで、トイレから5メートル以上離れたくないから。
病院では整腸剤と漢方を処方された。
以前補中益気湯を処方してくれたところとは異なる病院に掛かっているんですが、何故か漢方だった。
流行しているのか安いのか、それとも私が漢方を処方したくなる顔をしているのかはわからない。
半夏瀉心湯というものを処方された。
補中益気湯と同時に飲んで良いか医者に聞くのを忘れましたが、いずれも処方箋として渡されているものなのでなんか、処方箋と処方箋を合わせて飲むと良くない気がする。
これは「それぞれ別の神社で貰ったおまもりとおまもりを併せ持つとなんかケンカしそう」という感覚と同じで、これといった理屈らしいものを伴わない感覚的な信心に近い。
ただし咳症状は執拗に続いており、咳をする度「危機感」に見舞われる為、フステノンは飲むことにした。これは処方箋ではなく市販薬なので、まあ問題ないだろうと信心も言っている。
新しく処方された漢方と整腸剤の処方箋コンビと市販の咳止め薬を飲んで一日目。
空腹で夜中に目が覚め、そのまま眠れなかった。可哀想。食べられる状態でない場合も、食欲が執拗に残っている。食にしか喜びのないような生活をしているからだ。気を紛らわす為に見ているSNSでは、どいつもこいつも食によってストレスを発散している。肉を焼いて見たり、チーズを大量に掛けてみたり、そもそも脂身の多そうな食品に脂身をさらに転嫁したりしている。
Youtube Shortなんかにアップロードされる、「(任意の業態)勤めの社会人」が食べる「深夜の限界飯」といったトピックの動画を開かされると、悉く脂肪と糖で出来た見た目は何であれ旨そうな料理が皿の上に載っており、それが妬ましい。
それを口に入れて味わって飲み込み、「旨い」と認識できる、その胃腸の強さと余裕が妬ましい。
今の自分があれやったら多分旨いは旨いんでしょうけど、飲み込んだ瞬間から下り龍が来て、それどころではなくなる。
他人の食の喜びコンテンツをねたんでいると起床時間になる。
この日は処方箋が効いているのか下痢の頻度が減るものの、なくなるわけではない。
朝に水を飲んでから、果たしてトイレに行くべきか行かないべきか、少し迷う程度。起床即ビチグソよりは遥かに尊厳がありますが、水ぐらい下り龍の気配を感じずに飲みたい。
この日の朝に残された最後のレトルト粥を食べ終わってしまったので、牛乳を温めたものを飲んで昼の空腹を一旦紛らわせた後、夜に冷蔵庫のニンジン二本と余っていたキノコをくたくたに煮て、それに米を入れて食べる。
この日、久しぶりにレトルト粥180g以上の固形物を口にしたため、数日ぶりにお腹がいっぱいになった。
かたやインターネットを見ると美食やらグルメやらの写真がああも溢れている中で、粥を食って腹を下し、ニンジンをふやかして食べてお腹一杯にしている自分が可哀想になる。お前はもっといいものを食べて良い筈なのに。
そういえば食事というか口に固形物を含みましたが、下り龍もとい下痢が来ない。そのまま就寝。
処方箋と市販の咳止めを飲んで二日目。
下痢がない。
咳をする度にケツの検問を通過しようとする液体がないか血眼になっていたこれまでが嘘のように、肛門が凪いでいる。
処方箋を貰ってから一日目の晩に「ニンジンをくたくたに煮る」という選択肢が浮かんだ辺りで「腹の調子が思わしくない時に想定される料理の選択肢」として「ぞうすい」というものがあることを思い出して来たので、残ったニンジンと溶き卵を混ぜた雑炊を拵えて食べる。
しかし、下痢がない。
咳症状は残っており、咳をしたせいでしゃっくりが誘発→しゃっくりが咳を誘発という嫌なコンボ技に嵌められていますが、咳が出る度にケツを気にしていたあの日々は異常だったんだなと再確認できる程度に、下痢がない。
皆さん。水を飲んでも下痢がないというのは、本当に喜ばしいことです。なにかヒトらしい落ち着きを、この手に取り戻したような感慨がある。
この分なら明日にでも、娑婆の食事を再開できるかもしれません。明日の希望は娑婆の食事です。Youtuberが宣伝していた回転寿司に行き、近隣のファストフードブランドを総なめにします。
*1:そもそも素人判断で余っている処方箋を適当に服用していることがNG。それはそう。