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社会人ちゃんの日記

睡眠が壊れている

今週のお題「朝ごはん」

 

社会人ちゃんになって早数年が経ち、朝ご飯を食べなくなった。何が朝活じゃボケというタイプの体内時計を持っており、生まれてこの方朝弱いからです。朝の自分を管理できる余力が、朝の自分に存在しない。

 


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当方、学生ちゃんだった頃から朝が弱い。

許容範囲内の時間に目を覚ますことはできるので、まだ生活を送れる範疇の「朝が弱い」になりますが、朝起きて動いているとはいえ、午前の脳の内訳は実質生けるしかばね、だいたい茫然としているし、言葉も何も出て来ない。

午前の打ち合わせで口を回さないといけないときは、数秒の沈黙ののち、まず「えーっと」が口をついて出る。全校集会等で壇上に立って話をするたび、何かと「えーっと」と挟んでいた校長を影で笑っていた記憶がよみがえる。罰なのだろうか。

 

 

午前七時四十五分に集合している必要があった小学生ちゃんだった頃は、親に負担をかけて起床し、朝飯を腹に詰め込んで腹痛を起こしていた。

午前八時頃までに校門を通過している必要のあった生徒ちゃんだった頃は、満員電車を嫌ったためにまた親に負担をかけて逆に午前七時半頃に登校、学校の最寄り駅に着いたはいいが、腹痛で蹲るようなことを二日に一回はしていた。

大学生ちゃんになってからは、できるだけ午前の講義を避けていた。

 

学生ちゃんをしている期間中は、ろくに睡眠をしないわりに、授業ないし講義中はできるだけ意識をはっきり持っていようと努めており、カフェイン錠とコーヒーを二重服用してぶっ倒れるような真似をしていた*1

 

とはいえ、学生ちゃんでいることはそこまで苦痛ではなかった。

いい環境に置いて頂いていたし、単純に学習するのが性に合うタイプだった。好きな科目以外マジで何もできないピーキーな性能をしていましたが、それが運よく試験科目と噛みあっていた。

場所も良ければ時期も良い、幸運な学生ちゃんだったので、とんでもない生活をしつつ朝ご飯を詰め込み学校に行ってカフェインに頼って目を覚ましながら講義に臨んでいたんですけれども、社会人ちゃんになってからは朝ご飯を食べなくなった。

 

 

 

この変化には、学生ちゃんだった頃の登校と比較して物理的な出勤回数が目減りしたこともあろうかと思う。

朝ご飯の大半は、電車でぶっ倒れないためにあると思っている。なので社会人ちゃんとなった今も、出勤しなければならない時は、味噌汁を飲んでいる。固形物は取っていない。朝から固形物を齧る気力がないから。

 

勤務時間中はできるだけ早く時間が過ぎることを祈って過ごしている。両手を使って一心に、できるだけ早く時間が過ぎることを、切実に祈っている。なので手がふさがっている。

まあ完全に何もしていない場合それはそれで問題が発生するので、たぶん意識の中で祈りながら業務として何かしらはこなしているんですけど、勤務中の記憶は退勤と同時に消去されており、正直なところあまり覚えていない。

 

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今週の頭は全く眠れなかった。

金曜の定時前に詰められ*2が発生した資料を作り直して提出するのが月曜日の作業としてラインナップしていたからだったと思うし、他にも入眠前にデカ目の虫を三匹目撃して気持ちが高ぶっていた可能性もある。

いつも眠れないときは布団を頭までかぶり、布団に覆われたそこで呼吸することで、吸う空気の二酸化炭素濃度を上げて意識を飛ばそうと努めるものの、月曜日の湿度と気温が高かった(と思われる)こともあって、なかなか寝付けない状態に陥っていたのかもしれない。

旅行中もそういうことって時々ありますけど、直近の寝苦しい旅行では魘されながら怒鳴って目が覚めた記憶があるので少なくとも意識は飛んでいる。つまり、旅行中の方がまだ入眠に成功している。同行者からしたらいい迷惑だと思う。

 

兎に角、ほとんど夜を徹して月曜の朝を迎え、夜明けのテンションが残っている午前中に粗方メールを見終え、午後は祈って過ごしていた。月曜に限らず、少しでも早く時間が過ぎるように、営業日は日々祈っている。祈りながら働いているというか、働きながら祈っているというか、いや、これは何か違うんじゃないか? 

 


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朝方の社会に寿命を削られている気もしますし、かといって完全にそこに追いついて行けないという程のタイプでもない。伴走はできているものの、「これ身体に負担を強いているよな~」という感想が出る程度。夜勤の仕事に切り替えることを検討する程のことでもない。

労働せずしかし生存に不可欠な資金を得る道を模索したいと考えているのに、さも職を欲しがっているように振舞うよりも、毎朝朝日の驚きの白さに愕然とし、パソコンの前に茫然と座っているだけで金を得られる道の方がまだ易いように見えている。

 

そういえば今週職場が同じ人とこういう感じの話をしたときに、「朝ごはんにタンパク質を食べると寝つきが良くなるらしい」というおまじないを教わった。

こちとら朝には何も食べていないのでこのおまじないを実行する機会がないし、朝ご飯を食べたら食べたで50%の確率で腹を下すので、果たして自分にこのおまじないが効果を発揮するのかは正直怪しいと思っていますが、それが必要になった時のためにここに備忘しておこうと思います。未来の私、よろしくお願いします。

 

 

*1:この学生ちゃんはなりきりチャットにドハマりしており、頻繁に夜を徹していた。

*2:これはあくまで主観であり、上司ちゃんの態度としては至極穏やかなものではある。とはいえ上司ちゃんの方も中々直截に物を言わないので、ただでさえ労働のことを罰則のように捉えているこちら側は意味の通らない話を意味を予測しながら延々と聞かされる羽目になり、話が結論に至るまでに何回かある無意味な問いかけが二度目に入った辺りからこの時間にも給金が発生していることを忘れ、純度の高い嫌気がさしてくるので、こちらとしてはこの現象を「詰められ」と捉えている。