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社会人ちゃんの日記

さつてんプレイ日記(Episode4)

探索型ホラーゲーム「殺戮の天使」のプレイ記録です

 

※ストーリーのネタバレを含みます※

 

tan8.hatenadiary.jp

 

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5月31日

B1

↑により薄々「B1のは主人が誰か」を察している状態でプレイしています

 

第五コラボ ハンターでの実装も出来たんじゃないですか?

この場合、ハンターの使用する固有スキルという観点から見ると、一番それっぽいのは人形を使って追跡する復讐者になります(オタクの世迷い事)

 

dic.pixiv.net

 

元気なダニー先生からのお言葉

なお、わたしはこの時点で「B1はレイチェルのフロア」ぐらいのことしか知らないので、「「彼女のことを知らないと出られないフロア」ってメチャメチャ厄介なカップリング厨が作った謎設定部屋みたいだな……」ということを思いました。後から考えると結構冒涜的な感想。

 

ザックくんかわいいね

(推定)レイチェルさんが辛党でザックくんが辛いのだめなところめちゃめちゃ可愛いな~~~と思っている。

カフェで注文したものを見た目で判断されるせいであべこべにサーブされ、後から二人で交換っこしてほしい。パフェと激辛ナポリタンとか いや、カフェに行くタマか? というのは正直あるんですけど……ザックくんは他人を見ると結構殺しまわりそうなタイプとお見受けしますし、カフェとか娯楽系の施設は相性悪いんじゃないかなと……

 

(参考)初登場時のザックくん

 

綺麗好きのザックくん可愛いね

 

正しい

 

レイチェル操作中より結構喋ってくれるからか、プレイの感覚も結構変わってきますね

 

可愛いね

 

「殺戮の天使」って、そういう……

 

字の才能がある(未履修の外国語見てる時とか、この手の類似性に気付けることあんまりないですよ)

 

ところでこのあたりをプレイ中のオタク(一人称)は、「「殺戮の天使」というからには、あらゆる事柄に何らかの儀式的な意味合いのあることが絡んでいるのだろう」と予想し、

「レイチェル・ガードナーは儀式用に誂えられた双子/ないし双子に準ずる存在。仮に二階に自室を与えられていたレイチェルがレイチェル・ガードナー(「レイチェル」として存在を公認されている方)、地下の玩具が散らばっている部屋を与えられているのがレイチェル・ガードナー(秘匿されている方)とする。」

「何らかの要因があり、存在を秘匿されているレイチェルが、存在を公認されているレイチェル及び両親を殺害し、儀式用の地下室から出てきたのが、今ザックと行動を共にしている「レイ」なのか……?」という類の妄想をたくましくしていました。

フロア内が生活空間にしてはギミックがめちゃめちゃ多かったのもあり、(地下の儀式空間(仮称)を隠すためのトラップなのかな)と思っていた。

 

 

風向き、変わってきたわね

 

 

フィクションにおける機能不全家庭が前提としてあるのならば話は別だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ここまで「ガードナー家の家庭の不和」および「夫婦の不仲」は一切臭わされていなかったこと*1、花がモリモリになっていたこと等があり、完全に騙されていた 流石魔女……(言いがかり)

ここの花は「儀式用」ではなく「渾身のかぞくごっこ」だったということですね

 

過去には花を飾る程度には精神的余裕のある家だったと思われる

 

ここからの一連の言い合い、利己と不幸と「家族」という生活単位が絡み合っててオタクはテンションがブチ上がった(自己紹介)

 

ra927rita1.hatenablog.jp

 

ここから「でもお前らが俺を殴らせる」と続くの高解像度な悪でいいな 自分の行動に責任を持てよ
(一方で、アルコールによって既に父は判断能力と責任能力を奪われているのだろうというのはわかる。なお、警察官としての過酷な職務が彼をアルコールに走らせ勤務中の飲酒等アルコール中毒症状→懲戒コンボを喰らったのか、何らかの要因で懲戒を喰らいアルコールに走ったのかは不明。)

 

ここで「段ボールを開けて見せろ」と親に命令された子供が大人しく従う点グロテスク(高解像度フィクション)だな~と思っていました 
「親である」というだけで子供に対してかなりの支配圧を持っていることは想像に難くないから

 

たぶん同時期に流行した作品なのかIbとのクロスオーバーを時々pixivで見ますが、このあたりの経歴はメアリーとめちゃめちゃ気が合いそうじゃないですか?

 

store.steampowered.com

 

レイチェルが天使業やってる期間に関する公式スピンオフとかありますか?

 

これはグレイ神父のやらかし(わざと)じゃないかなと思っています

 

オイ!そういうのはカップル二人でよろしくやっといてくれ 俺を巻き込むな大賞(プレイ中の感想)

 

これバイオハザード(初代)で見た!!

 

 

私の方がここでおそらく題材とされている一神教の世界観のことをあまり存じ上げないので何ともなんですけど、この場面については宗教的束縛からの解放としてのルネサンスって感じがしました(感想)

hitopedia.net

 

 

 

たぶん殺戮の天使プレイ中で一番頭を使った箇所

 

個人的にRPGツクール風のホラーゲームのことをあまり信用していないので、初手で間違えたらゲームオーバー差分が回収できるのか……と思い絶望していましたが、間違えたら間違えたで可愛いザックくんが見られて可愛いな~~~という感じだった。

 

多分前も同じこと書いてますが、このゲーム、「ゲームのストーリーにはかなり興味あるんだけど、ゲームという営みそのものが下手くそなのであんまりゲーム性が高いとそもそもストーリーを見るどころではなくなる勢」にもおすすめできるゲームです。話を進めるだけなら実況見るよりも自分でプレイした方が早い説ある。必須アイテムは光ってくれますし。

 

地上(エンディング)

ここからラストにかけてはスクリーンショットキーとF12キーを押し間違えることによる不幸な事故が頻発しました。



ちょうどここプレイした直後、「おんな城主直虎」第33回「嫌われ政次の一生」を視聴していた。

近隣領主がしょ~~~~もないことして実質右腕のような存在だった幼馴染を無惨にも奪われるという経緯の話にめちゃめちゃキレながら、(でもレイは「誓いは誰かに奪われるようなものじゃない」って言ってたしな……)と思って怒りを鎮めたりもした。

 

 

あの大河の題材自体「戦国クソデカ大名に囲まれた弱小領主ちゃんはどうやって生き残る⁉」という話(私は思っている)なので、近隣のやつらはナメた態度でナメた口を利いてナメたことしてきやがるので頭の中でナメられたら殺して良い 何のための帯刀なんですか⁉ と蛮族が騒ぎ立てるんですけど、

この「舐められたら切り捨てて良い」って自分のホームだからこそ成立するある意味で権力者の理屈であって、あのドラマの中に描かれる井伊家は徹底したアウェイ戦を強いられているからああやって……雌伏し……せめて領民を守ろうとしているんですよ……というのも冷静になればわかる。

頭の中の蛮族が、なんか、「わかりやすいナメた態度」に即着火してしまうだけ。

 

 

ナメた態度を取りやがる近隣城主にクソクソムカついていましたが、レイチェルが「誓いは奪われるものではない」という大事なことを教えてくれたことを思いながらね、怒りを鎮められましたので、視聴を続けられています。今「長篠に立てる柵」を視聴したところです。

 

ここ好き レイチェルと先生は結構似た者同士なところあったんだろうな……と思って……

 

ビルの中はそもそも閉鎖空間&ザックが一緒にいるので結構ガバ倫理なまま話が進んでいきますし「そういう世界観かな……」と思って見ていますが、ここからの一連の流れがかなり現実世界寄りでシビアなところ好きだなと思いました

 

グレイ神父を神とし下に従えられる「天使」であったビルの地下世界のみが、生贄に過酷な試練を与える「天使」にとっての楽園世界であり、

地上世界=一般社会というのは、少なくとも連続殺人をしていたと目されているザックがペナルティなく生きていける社会ではないし、それは家族を欲して家族を殺してしまったレイチェルにとっても同じことであるというのが、ここからエンディングにかけて報道の形で繰り返されるのがオタクは好きなバランス感覚だなと思いました。

双方とも社会側からすると異端なんですけど、ここが奇跡的に遭遇し噛み合った「約束」が、こう、必須アイテムのように光るので……

 

ところで、買いだしに出る等結構自由に動いていたダニー先生は「医者」という職業を隠れ蓑に結構色々好き勝手にやっていた(犯罪行為が表出していない)んですかね? 目の摘出は流石にバレると思いますけど……

 

あと、例の爆発したビルの上部って、グレイ神父が管理する新興宗教団体の施設なんですかね?

 

地上世界=一般社会は非常にシビアなものとして描かれるストーリーのバランス感覚からして、(正直このまま再会することなくエンディングもあり得るんじゃないか……)とオタクは怯えていました

 

 

「プレイヤーの視点からは約束の行く末が観測できない」ところ、爽やかな余韻が残って良いエンディングだったな。二人の約束の行く末は二人にしか見えないんだな……

 

正直プレイ前はもっとこう、「重いところを極端に重くする読みづらいテキスト、または途中でダレるような類の長々としたストーリー」というのをタイトルの雰囲気から想像していたんですけど、

思いの他テンポ良く進みますし、天使の皆さんが可愛い一方でシビアなところはシビアなのが魅力的だなと思いました。

こう、携帯小説のつもりで行ったら青春系のライトノベルだった印象(ド偏見)

 

あとこれは本編の感想とは関係ありませんが、ゲームのチャット*2見てると「この作品が俺の青春(小中高生の頃)」という供述が散見されて、こっちも勝手にテンションが上がってしまう。この手の作品に心を掴まれたティーンの心の動き、「理解る(わかる)」から……

 

オタクはキャシーが動くところを目に焼き付けたいので、この後改めてアニメを見ようと思います。

 

*1:そもそもB1以前のフロアにおけるレイチェルの記憶は、「両親の死体」のムービーと、「馬乗りになって誰かが誰かを刺している中、別室に佇んでいる自分」のムービーの二つしかない。

*2:第5人格のゲーム内にあるチャット機能 全チャ ゲームのプレイ層が若いためか若年層(またはそれを装ったような投稿)が多い