探索型ホラーゲーム「殺戮の天使」のプレイ記録です
※ストーリーのネタバレを含みます※
2023年5月21日
事前知識:コラボ情報
第五人格はおそらく2018年頃*1~2021年頃*2まで本編ストーリーに類するものがほぼ進展せず、プレイアブルキャラクターのみが増え続けるというオタクの創作キャラクター設定手帳じみた展開をしていることからか、コラボイベントもシナリオらしいものが設けられることは多くない*3。そもそも第五人格自体が非対称型戦闘ゲームのため、シナリオの有無がゲーム性を左右するものではないということが一番大きな要因ではないかと思っています。
なので今回も「なんかコラボするゲームの名前だけは知っている……」というレベル感だったところ、Twitterでは悪名高い「おすすめ」タブに流れてきたファンフィクションを見て、「なんかメチャメチャなこと言う少女さんがいらっしゃるのかな」と思って関心を持った。
コラボキャラ情報解禁まで耐えるんだザック pic.twitter.com/aF3HaWzuov
— 神Lv方向音痴 (@kamiLv5552) 2023年5月18日
アニメ展開しているフリーゲームなのでアニメなり実況なり見れば履修はできると思うものの、ゲームしたい気分だった*4のでPayPay払いでSteamでゲームを購入してから、Steam紹介ページにある以下の注意書きに気が付いた。
日本語版はフリーソフトとして公開されています。
(Steam:殺戮の天使 紹介ページより)
2023年5月25日
イジワル映画こと『花束みたいな恋をした』の話だけど、映画や小説が好きだった麦くんが、就職して仕事で疲弊して、最終的に「パズドラくらいしかできない」精神状態に至るの何度観てもゾクッとする。自分も一日8時間以上働くと明確にこの"文化的体力"のようなものが削られていくのを感じる
— Suzuki (@finto__) 2023年5月23日
労働に日々を蝕まれており、ここまでDLしたことも忘れて生活していましたが、「このままだとゲーム内イベントで先にネタバレを見ることになるのではないか」と思い立って起動
ゲーム開始
OMORIのプレイ日記をつけていた時に濫用していたF12キーを押すとゲームが初期化されてしまう為、以下サイトを参考にSteamのスクリーンショットショートカットキーを変更する等したものの、結局なんか上手くいかなかったので全画面表示→Windowsキー+Screenshotキーを押し込むという原始スタイルで記録を取っていく。
最下層
B6
レイチェルさんがザックさんに「殺してもらう」約束をするというのが本作のストーリーだということは衣装紹介ムービーで存じ上げていましたので、「きっとこのフロアで例の象徴的なシーンが発生するんだろうな」とオタクは思っていたんですけど、
このフロアでザックの一気に距離を詰める狩猟スタイルを目の当たりにし、あれで「夜の番人」以外での実装は嘘だろと思うなどしました。
巨大な鎌を手に彼は
— 【公式】IdentityV 第五人格 (@IdentityVJP) 2023年5月23日
視線の先の獲物を観察する…
立ち塞がる対象が何であっても
壊すことに躊躇はしない。
リッパーUR衣装 - ザックコラボパックは
5月31日よりショップに登場予定!
お楽しみに♪#IdentityV#第五人格#第五人格コラボ#殺戮の天使 pic.twitter.com/EdBBAdHOwM
B5
結構あからさまなグルーミング仕草がありつつ、キャラクターの関心としては「目にしかない」っぽいところである種の生々しさが薄れ、ゲームの雰囲気と帳尻があっているように見えてなんか、「上手いな……」と思ったキャラクターでした。
スクリーンショットをし損ないましたがここで「君のご両親は地獄で待っている」というようなことを言うことから、この人はこのビルに閉じ込められる以前からレイチェルの知り合いであることは本当、かつレイチェルの両親の死に関わっている(何ならレイチェルの瞳を“理想的な状態”にするためにこの人が両親を殺している)のかもしれない……?
ところで先生ってここで明らかに死んでるように思うんですけど、ゲーム開始時のエピソード選択画面では「Episode4」の看板を背負って立ってるんですよね。
5月26日
B4
ここでザックさんが急にレイチェルさんを「殺す」という約束に前向きになってくるんですけど、これはなんか、狩人側が持つ獲物ないし生贄存在への「執着心」なのかなと思って、プレイしてる時は結構軽く流していた。
どの攻略サイトを見ても「迷路を突破する」としか書いていなくて、「その迷路を抜けられないんじゃおんどりゃナメてんのか」とオタクは怒り心頭でしたが、突破してみると本当にそこまで複雑な迷路ではなくコメントに困った回でした。
強いて言えばこう、右上の蛇腹っぽいドットは階段で、そこから上に昇って左に行くと電気を着けられます。
数多の攻略サイトで「墓の裏にあるEVスイッチ」という言葉が登場しますが、まず電気系統をオンにしないことにはそのスイッチは押せませんし、EVスイッチはイベントの流れで場所が明らかになって押せるようになります。
ですので、暗い部屋で迷路を踏破できず迷っている皆さんにおかれましては、まず「墓の裏」は忘れて頂き、迷路の奥にある階段を上ってピカピカ点滅するスイッチを点灯することに専念頂ければと思います。