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社会人ちゃんの日記

2023年の正月

tan8.hatenadiary.jp

 

↑新年明けまして法定伝染病の発症でした。

 

私事ですが、これによって年始に予定していた海外研修旅行をすっ飛ばす等しました。

 

正月からここ数日にかけて、YoutubeでYoutuberの方が「最高の新年にしよう!」と叫んでいるのを、病床で見つめている暮らしをしていますが、「最高の新年」、というか、「最高」って、物凄く人間の意志を感じる能動的な言葉だな、ということを思っています。

 

「最高」は人々が自発的に目指す高みにある地点なんですけど、他方にある「最低」って、目指してなるようなものじゃないので、かえってなんか、ドラマチックでさえある。最低の新年を記録しよう!

 

 

罹患者について

スペック

都内独居20代女性、既往症なし、運動習慣なし、平熱は36.5℃。

ワクチン4回接種済(うち3回で発熱症状)

 

症状

咳と鼻水、喉痛、全身に倦怠感

 


あって役に立ったもの

Uberの登録

なんだかんだしてあると便利 出前館でもいいと思う。

※チンするだけの食品が冷蔵庫にあれば代用可能

 

のど飴

引いた症状が喉なので必須

ヴィックスヴェポラップ(レモン味)と龍角散(ブドウ味)を持っていますが、ブドウの方がおいしい。(主観)

 

水筒

必須 病床でチュウチュウ飲む。

研修旅行で渡米(超インフレ中)するのを見越して購入した浄水ボトルが手元にあったので、そこから浄水フィルターを抜いて使っている。

 


 

 

 

市販の風邪薬

たぶん必須。私は薬を飲んでるだけで気持ちが楽になるタイプというのもある。

都の場合は陽性登録時に「薬は必要ですか」と聞かれますが、食品は到着までに二日掛かったのでたぶんこれも時間が掛かる。

 

市販の喉スプレー

喉がやられたのであって助かった

 

栄養ドリンク

気休めになる

 

ティッシュとマスク

終わってる気道をこれで湿らせて守っている

 

検査キット

発熱がないと発熱外来に電話しづらいし、発症が元旦だったので救急病棟ぐらいしか開いてない。そもそも独居の若手にかかりつけ医で思い浮かぶようなところはない。(スリーアウト)

なので検査キットが自宅にあってよかったと思っています。都民は症状があるときなんかは都に届け出ると、上限付きで貰えるみたいでした。

 


必要だったもの

ゴミ袋

ゴミがいっぱい出る

今はゴミ袋がもうないので、床に転がしている。

 

チンするだけの食品

冷蔵庫から出してチンぐらいならできる

不幸中の幸いとして味覚嗅覚が今のところ無事なので、唯一の楽しみは食。どうせなら暖かいものを食べた方が良い。

 

使い捨ての食器

別になくてもいいけど、普段遣いの食器を洗う余力は勿論ないので、今それで流しがヤバいことになってる。

罹患したのが冬で良かった

 


あっても役に立たなかったもの

買い置きの食材

無いよりはマシですが、あっても調理なんかできる余力はない。

 


タイムライン

2023年1月1日

新年明けまして法定伝染病発症(元旦)

とはいえ、症状は「咳」と「喉の痛み」だけ、味覚嗅覚に問題なし、平熱を割り込む体温 この時点では「喉風邪」と思い込んでいる。

常備薬の風邪薬と痛み止めの服用開始。気休めに栄養ドリンクを飲む。

 

そもそも出不精なので初詣も何も行かないし年賀状を出しに行ったり取りに行ったりもしない(一枚歯医者から来ていた)

また、元々渡航予定があったので親族の顔合わせはパスしていたのが功を奏して発症後に会食の場で顔を合わせた人間はいない。

 

体温は34℃。トカゲか?

 

ブログを更新し、なんとなくかったるいので寝て過ごす(全身倦怠感の症状がこの時点で出ているが、「正月」のせいだと思っていた)。

この日は年末に購入していたもちを磯辺チーズ巻きにして昼に食べ、夜に一人用のおせちをたべる

 

 

1月2日

この日、薬局で体温計と喉のスプレー薬を購入するが、新品の体温計で体温34℃

 

日中寝すぎて、このあたりから夜間に眠れなくなっている。

ニ時間おきに目を覚まし、ユーチューブショートをスワイプしながら朝を迎え、箱根駅伝をつけっぱなしにして午後まで寝る(昼夜逆転? なお、コロナの症状〜後遺症として「不眠」と「うつ」があるらしい。)

 

この時点でも全身倦怠感を「正月のせい」だと思っており、咳や喉の痛みをのど飴を舐めて誤魔化しているが、この日の夜に咳はほとんど収まっていた。喉風邪だろうという確信を強める。

 

もちを雑煮にして朝昼に食べ、夜にパックずしを食べる。

 


1月3日

体温34℃

 

咳がほとんど収まっていたため渡航する気で準備を開始するものの、風呂に入った辺りでふらつくことに気付く。

万一コロナだったとき、ここで無理を言わすとあとが大変になるのでは?という我が身可愛さから、過去身辺に感染者が出たとき都から取り寄せ、結果的に存在を忘れていたキットで検査→15分と待たずに陽性反応

 

発病前に対面していた親に連絡

→「仕事休めないのに私は濃厚接触者ってコト!?」と怒りのちいかわを頂く

 

仕事関係の人間に連絡

→元々年始不在予定だったので、「このメール出さないと社会的に死ぬぞ!」という案件は潰し済だった。

 

都に連絡

→病院なんて開いてるわけがない&発熱なしというのもあり自力で陽性者登録。

この際パルスオキシメーターと食料送付の要不要を聞かれる。

マイハーシスの登録についても要不要を聞かれるが、これは「不要」と答えても結果的に登録することになった。

 

昼にもちを雑煮にして食べ、ここでもちに飽きる。夜に米を炊いて味噌汁と食べる。朝は水を多めに飲んで食事の代用とした。

 


 


1月4日

体温35度

 

カス業務を堪える心の支えとしていた出張に行かない(行けない)ことになったので身体のほうがひどく気落ちしたらしく、咳が再発。ギロのような音色を奏でる喉で、昨夜連絡がつかなかった上司各位に再度連絡、親より親身になって食事の心配をされる。

 


www.youtube.com

 

午前中に息苦しくなり、息を吸っても吸いきれない感覚。

陽性登録をした際に開きっぱなしにしていたブラウザにあった問い合わせフォームから、「マイハーシスの登録パルスオキシメーター、不要で登録したけど要に変えてください」と連絡すると、結構即レスが来た(このあと届くまでに一日空く)。即レスが来たのを見て安心したのか二時間程意識を失い、その後息苦しさはなくなった。

 

このあたりから座れもしないのに眠れなくなり、苦痛(元々とぎれとぎれに寝て暮らしていたため、「寝る」ことはできていた)。

眠れもしないし、かといって起きてソシャゲができるわけでもない虚無時間 ツイッターを開く元気もないので、インスタグラムで画像を見、ユーチューブショートの誤字が気になり始めたので、天井を見て過ごす。

 

この日は何を食べたのか覚えていない。

 


1月5日

体温34℃

 

知らず知らず鼻粘膜を蔑ろにしていたらしく、鼻血が出始める。

 

日がな一日横たわったままずっとInstagramをスワイプし続ける。夜になると「いつまでこの倦怠感が続くのか」という不安が頭を取り巻き眠れず、朝日が昇ってきたのを確認して安心して眠る。

倦怠感が強く、横たわって天井を眺めている。引き続きソシャゲも不可。

 

朝は水を多めに飲み薬とする。昼に冷凍米とインスタントの味噌汁を食べる。夜にマックをUberで頼む。

 


1月6日

体温34℃

 

不眠。

昨晩21時に布団に入り、6時までノンストップの不眠。途中で意識が遠ざかった時間(10~0時、4~6時)があるので、質の悪い四時間睡眠とも言えるかも。

 

東京都からの物資が段ボールに入って潤沢に届く。鯖缶の缶じゃないやつが入ってておいしい。

 

パルスオキシメーターも一緒に届くが、4日以降息苦しさはない。試しにやってみたら99%だった。酸素が行きわたっている。

 

どうせ金曜で明日も明後日も休業日というのがあってか、気持ちが和らぐのと共に全身倦怠感もやや和らぐ。しかし食事時以外で座っていると息が切れる。

 

朝は東京都物資と冷凍米を食べる。昼はインドカレーUberで頼む。

 

ここで私が受け取った東京都物資の話ですが、段ボール一箱の中に四パックぐらい鯖パウチ(鯖缶の中身がパウチ袋に入ってる感じの製品)、ゼリー飲料、ゼリー系の何か、混ぜご飯の元、インスタント春雨スープという感じのラインナップでした。

これから独居でコロナなる予定だよ~っていう場合は、レンチンできるパック米等を準備いただくと良いのかもしれないです。そうすれば都の支援で混ぜご飯が食べられます。

私の家には余力のない人間と生米と炊飯器があり、冷凍した米は食いつくしているので夜もUberインドカレーを頼みました。

 

 

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1月7日

夜中に咳で起床 でもその後程なくして安眠できましたし、それ以外の要因で起床することなく0時から9時頃まで遠しで睡眠できた。新年初の夜間快眠では?

6日は夜以外意識を手放さないようにしていたのが良かったのかもしれません。お昼寝なしで頼む。

 

体温35.2℃、咳が続いている。

元旦から毎日鍛え上げられた腹筋と横隔膜? なんか咳する時に使ってそうな筋肉は皆連日の酷使に怯え切って、私がただ横たわっているだけの時も震えている。かわいそう。

一応飲んでいる市販の風邪薬に咳止め効果があることを再確認していますが、そんなことお構いなしに咳が続いている。

 

昼過ぎ、なんか横たわっていても微妙な息苦しさを感じることがある。

パルスオキシメーターで計測したところ99%なので、喉に痰が絡んでいるのか別の不調なのか。

 

朝食に都から頂いた春雨スープ、昼に注文したビリヤニを昼と夜に分けて食っている。近所のインドカレー屋を制覇する勢い。

 

 


 

 

1月8日

35.5℃

眠気が来ると咳が出て全てを吹き飛ばしていくので、入眠までに結構時間が掛かる。とはいえ、「咳で目が覚める」ことはなかったので結構な快眠(2時頃~12時頃)。

起き上がるのが億劫で二度寝したところで(朝食を食べて)薬を服用するターンを一回スキップする。

 

薬服用のために昼頃に起床すると、WindowsXPの起動ぐらいの時間差で咳が始まる。これ本当に疲れるので早く治ってほしい。咳止めのアイデアを募集しています。

昼食に餅を焼いて磯部チーズ巻にする。

 

1月9日

発症日が元旦のため、「療養期間(感染力を保有する為不要不急外の外出はするな期間)」は1月8日までになる。

9日は幸い祝日、かつカレンダー通りの職場に在籍させていただいているので何事もなく暮らし、シャワーや炊飯などが出来た。片付けや咳に阻害されない入眠は出来なかった。

 

この日友人から推奨頂いた*1メジコンの咳止めを購入するも、「痰が絡んでる咳」の上「他の風邪薬との併用不可」の為、一旦放置することになる。

既コロナ勢の友人からは「フステノン」が咳止めに最強だったとのこと情報提供いただきましたので記載しますが、近所の薬局には扱いが無かったです。おしまい。

 

夕飯に常備している豚の角煮を食う。食事内容からするとクソ元気な人間かつ下痢を起こしていないので、消化管は元気なんだと思います。

一方で、「電子レンジで解凍」以上の調理行動が非常に億劫というのはある。

 

これ、純粋に億劫なのか、全身倦怠感が残っているから億劫なのか判断がつかない。全身倦怠感は確かに残っていて、座っているのも結構体力を使うのは本当。正月発症の利点なんだか欠点なんだかといったところです。

 

1月10日

療養期間が明けて平日になったので在宅勤務を再開しましたが、じゃあ元気になったのかというと、別にそうでもない。普通に症状もある。体温34.1℃、断続的な咳、着席に伴う疲労、時々息切れ。

とはいえ、定時終わったらダルいな~と思いながら立って皿洗いが出来たので、もしかするとこれ「体調は平常」で、「労働がメチャ嫌(心因性の体調不良)」ではないか? という疑惑がちょっとあります。

一方で咳及び息切れは本当に続いているので、外出への心理的なハードルがかなり高い。俺がOMORI君です。

 

tan8.hatenadiary.jp

*1:が、彼女は「でもこれコロナじゃなくって空咳が止まらなくて仕方がなかった時に使ったものだし、コロナじゃ役に立たないよね……」という形でこちらの薬剤に言及していた。完全に私の早計です。