友っていうか他人が、皆自分より立派に見える日、
というか、
目に入る二次創作趣味の他人が皆、何だかんだなんか複数人で楽しそうにやっているなと思う日が、結構ある。ほぼ毎日。
楽しいとか楽しくないとかじゃないところで二次創作趣味に取り憑かれているオタクなので、他人同士が原稿の進捗を褒め称え合う互助を見ていると、宇宙猫の顔になる。
あるいは、宮沢賢治を思い出す。ホメラレモセズクニモサレズ、的な。
一方で、他人との互助以前に、他人(オタク)に対して積極的なアプローチをかけていないのは、そう。
他人からの反響がモチベにつながる他人もいらっしゃいますが、自分は自分のためにしか二次をしないので、他人からそれを感謝されたところで、正直反応に困るところはあります。
感謝よりも推しカプの二次創作が欲しい。
これは私の場合の話でしかないんですが、私は、「自分の好きな二次妄想を他人にしてほしい」から、二次創作をして他人を洗脳しようとしている。なので、他人の手による好きな傾向の二次妄想や二次創作絵(ファンフィクションピクチャー)を、結構フランクにリツイートして他人を洗脳しようとしている*1。
私は二次創作を公開するだけのTwitterアカウントを所持しているのですが、このアカウントの通知欄は「私がリツイートした他人のファンフィクションピクチャーについたフォロワーからのいいねの通知」によって、うっすらと積もった雪のような感じで埋まっており、私はこの現象を見て、(どうやらこのアカウントのツイートって、他人に見えているらしい)ということを知る。
自分の二次妄想をある程度成形し、二次創作小説としてしかるべき場所にアップロードしたことを宣伝ツイートしてみると、別のときに同じアカウントでリツイートした他人のファンフィクションピクチャーへのいいねまたはリツイート通知が来る。
二次創作小説は伸びないというのは(あくまで私の体感と観測範囲の内では)「その通り!」であって今更大したことではないんですが、
一方で、二次創作小説をしている人間って大抵、なんか、「今回の新刊、身内からこういう感想を貰った!」とかいうツイートを結構している、ように見える。
身内って何?
見たところガチ身内(姉妹で二次創作活動を行っているケース)もあれば、学生時代のオタク趣味ご友人等、「交流のある方々」を身内と称しているように見えるケースもある。
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ここでオタクたちのTwitter(臭そうな字面だ)を見渡すと、
「相互扶助をする同人オタク」や「身内と交流する同人オタク」がおり、
時折「完全な壁打ちの二次創作アカウント」が存在すると思うと、そういったオタクってひそかに界隈と交流を持っていて、突如アカウントを消したかと思って見ていると、ある日のイベントのアフターに「〇〇さんのスケブ!!!!!神!!!!!」という形で再登場したりする。
あと完全孤立オタク、結構匿名メッセージツールで定期的に他人と交流しているのを見かけます。「ファン層がついている」とでもいうべきか。
じゃあこれらに当て嵌まらない自我って、他人からどういう見え方してるんだ?
他人の目に、オタクの自分がどう映るのか知りたい!
自己イメージは厚顔無恥か狂人
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突如二次を送り付けてコメントを求めることのできるような「身内」はいないので、
「もしかすると自作二次が見えているのかもしれない外部(所謂フォロワー他を想定)」にコメントを求めて、開設した匿名メッセージサービスの宣伝ツイートをたびたびしている。週一ぐらい。
こうやってこじきをしているだけで、平均半年に一回ぐらいコメントが入るので、ありがたいなあと思ってる。ありがとうございます。
一方で、これって宣伝頻度と比較すると9:1ぐらいの割合なので、「匿名メッセージサービスの返信をしている様子も見えないのにやたらリンクを貼ってひたすら感想を求める行為」をしていて、
これってもし、他人からこのツイートが見えているのであれば、かなり厚顔無恥な態度として見られてるんだろうな……と、思いながらやってる。メンタルの修行?
一方で、「このアカウントから発信するツイート」なんか、およそ見えてないだろと思っているのもあります。
リアクション数とか最近つくようになりましたが、ここでの「見えていない」は「読まれていない/情報として認識されていない」という意であって、リアクション数と関わりはありません。
二次創作に10年持っていかれていますが、「オタク間の人間関係構築」について悉く履修をしていないし今後もやる気がないので、「他人の最高ファンフィクションをリツイートでお届けするアカウント」を運営している。
二次創作のオタクは結構頻繁にやる「アカウントを消去する」行為、ROMする側からすると最高ツイートの魚拓が取れなくなるので本当にやめてほしいとは思うんですけど、それが「自分が他人からどのように見えていたか/あるいは見られていなかったのか」を確かめる最終手段のひとつでもあるということは、理解している。
ジャンルごとにアカウントを作るメリット、各ジャンルごとに「自分がどの程度他人に見られていたか」を最終的に把握できるというものもあるのでは?
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ずっと私事なんですけど、
二次創作には理解がある一方、人の気持ちにはあんまり理解のない肉親にアカウントバレしているんですけど、同じアカウントで堂々、厚顔無恥ツイートをしている。
二次創作趣味には理解があるらしいんですけど、別段ジャンルが被っているわけでもない妹の見ているアカウントで、「推しカップリング間で発生する初夜の妄想」とか、真顔でしています。真顔ツイート。
かくして人生ゲーム厚顔無恥プレー集を更新していますが、普段オタクの一挙手一投足にはあんまり関心がないとはいえ、たまに、同じようなジャンルでアクティブに活動してるらしいオタクと、会話みたいなものをしたいなと思って、
「フォローしていないが一方的に観測している*2任意のオタクが「これってなんだったっけ……知ってる人いますか?(意訳)」と言ってるツイートにリプライする」
というバグったコミュニケーションの取り方を試みたら、アカウントがシャドウバンされました!
あーあ
「人生がおぞましいものになればなるほど、人はそれにしがみつこうとする。よって生きるということはつねにひとつの抗議であり、不断の復讐なのだ」(オノレ・ド・バルザック)*3
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