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社会人ちゃんの日記

12月23日は平日

※うんこの話をします

 


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12月23日は便失禁記念日

社屋にいる人間に真正面から聞いて回ると恐らく何らかの「価値創造」について口にすると思いますが、実際、「何らかの付加価値を創造する」というよりは、「既存の体制を安定して維持する」という性質の業務をしている。

これを自分に見えている領域まで視座を落として、具体的な話にすると、「ある案件を、一人~二人*1で受け持ち、管理職の了解を取りつつ適宜進行していく」という感じの職になる。

これで金を貰っているんですけど、これがびっくりするほど苦手で、或いは、単純に管理職との相性が悪いというのもあると思いますが、「安定して遂行する」のが仕事の癖に、毎回何らかの業務が安定して進行したという試しがない。

この不安定ぶりについて、管理職側では恐らく「私の資質の問題故である」と考えているのか、ことあるごとによりチェックが細やかになり、より新たなリスクを発見して大騒ぎし始める。

 

一方で、こちらとしてはこれを「管理職の性格の問題である」と考えている上、やり方を変えるにしても「こちら側が受容できると判断したリスクに対し、延々と問題視とスケジュールを度外視した調査や対策を求め続ける(「そんなものスケジュール上無理だしこんな低い確率のものは対策する必要もない」ということを別の人間の口から言われた時はすんなり通っていたため、おそらくこれは私の性格を問題視しているからこそリスクが受容しきれないと判断し、なんか話が進まなかった可能性が高い※1)」や、「(キャリアが長くていらっしゃるため)全くこれまでの論点とは異なる視座からの質問を急にぶち込まれる」ということに対するアプローチとして、正直やり方を変えるもクソもなく、いっそのこと「爆発物を処理している」という感じで割り切るしかない。だって爆発の仕方が不規則なんだもの。

仮にこの上でもう一つ何か難点があれば、最早こちらの勤続はないものと思われていますが、管理職が年のわりにワークライフバランスへの理解度が高く、こちらのライフに侵食してくる素振りを見せないという一点のみで、数年間〝こなしてやっている〟ぐらいの気持ちでいる。

 

 

※1のやりとりがあった23日午前の打ち合わせ中に、また管理職側の気まぐれで出現した質問について「ちょっと調べるわ待ってて(丁寧に)」と言ったら「即答できるぐらいにしないと」みたいなことを半笑いで言われ、(ナメてんだろてめえ)という心持ちで苛立ちつつその場を穏便に済ませ、昼を迎えてトイレに行ったら、全く自覚症状がなかったものの便失禁があり、俺の身体に何が起こっている???? 

 

自覚症状の全くない便失禁、在宅勤務が許容される環境だったからこそ勤続が続いているギリギリの身体。これでもしオフィスにいたらどうするんですか? パンツ捨てるところまではできると思いますけど。そこから先、どうすればいいんですか? 

Youtube Shortを見ていると時々流れてくるなんJうんこ漏らしスレのことを私これまで、「過敏性腸症候群由来の切迫性便失禁」だと思って笑って見ていた。実際スレ主はスレの中で便意を訴えている。スレ主と違って「うんこ漏れそう」もない状態、つまり全く自覚のない便失禁は、漏出性便失禁、と言うそうです。こういうのもあるのか。

 

medicalnote.jp

 

こんなもん気持ちの上では労災に近しいので会社の端末で「便失禁 症状 病院」と調べていたら、「アナルプラグ」という文字が不意に出現。BL同人以外で見たことがありませんでした、アナルプラグ。治療に用いられるそうです。そういえば、同じくBL同人でおなじみのエネマグラさんも、そういえば治療器具の類ですよね。

バイアグラだって処方箋。サッと診断書を出してくれるメンクリを探していた時に、「駅前にあってすぐ処方箋を出してくれる!」と口コミされている病院のホームページを見たら、歓楽街の真ん前で、バイアグラを処方するメンズクリニックだった。略してメンクリ

 

 

ペットボトルの蓋みたいなキャパシティで、無自覚にうんこを漏らしながら仕事の方、やらせて頂いている。

字面にするとこれは本当に一回休んだ方が、せめて異動希望が通るように努力をするべきではないかと思わなくもないんですけど、異動希望を出したところで、より状況が悪い部署に行く可能性は正直否めないし、休んだところで、金をどこかしらから捻出して、食っていかないといけない。他にやりたいことがあるわけでもない。

生活をほったらかして二次創作をしていても、這う這うの体で出勤している限り金が入る。この暮らしのメリットを自分に言い聞かせながら定時を待ち望んで、秒針を数えている。

 

営業日の昼下がりはこうやっておおむね平和に過ぎるものの、夕方に入ると急に物事が荒れ始めることが多い。社内外にいる関係者や管理職面々が昼間の会議から解放され、猛然とメールの処理を始めるから。今日も社外で管理職を務めあげている利害関係者から、メールで資料不備のご指摘を頂いた。定時5分前に。

業務の中では「社内共通ひな形がそもそも間違っているけどどうせすぐ変わるから大本の部署が修正しない書類」「人間が作ってるんだから当然間違いは発生し得る書類」「なんか管理職側から要請されて作ることになったけど、何でこんなことしないといけないのかよくわからない書類」の他に、「社内稟議を通った書類」や「外部公開された書類」が存在し、前者は別に誤字脱字があろうが知ったこっちゃないで通せるとして、前者が結構いい加減な分、後者は間違えが発生した時点でかなり面倒なことになる書類(絶対に間違えてはいけない書類)だったりする。

 

今回不備をご指摘いただいた資料は、この「絶対に間違っちゃいけない書類」ベースに作成されているものなので、ご指摘の不備なんか本来、存在する筈がないんですが、あった。発狂。こんなもん、どうすればいいんですか? どこからやり直せばいい?? クソ~~~~~~~~~~~~〝誤字脱字〟の範疇に収めてコッソリ変えたことにできないかな。と思いながら色々見てたところ、どうやら単純に「資料作成の段階で数字の転記をし損なっている」だけで、「絶対に間違えちゃいけない書類」自体は絶対に間違っていないし、どうやらセーフだということに自力で気付いた。安堵。しれっと修正して戻す。

前段の「発狂」の段階で、慌ててほうれん草を生やさなくて、本当に良かった。絶対面倒な、それも不必要な面倒ごとになっていたから。

 

毎営業日毎にワ~~~~ッと指示の体を成していない怒涛の気まぐれ質問や、「それはこっちに言っても/聞いても仕方ないだろ」のお言葉をぶつけられながらオンライン会議をミュートしてギャン泣きしたり、打ち合わせでこっちがキレそうになるのを堪えたせいかミュートでうんこ漏らしたりしていますが、お前はよくやってる。偉い。こんなもん頑張ったって仕方がないけど、生存にも生活にもどうしたって金が必要なので、今日も座ってるだけで金が出る椅子に頑張って座って、踏ん張っている。12月23日は、労働中便失禁記念日。

 

 

どうして天皇誕生日を残して/平成記念日、平成の日、或いは上皇誕生日にしてくれなかったんですか。

非営業日が増えたら増えた分だけそれはそれで後から首を絞めるという構造はわかりますが、かつては23日から段々休みの風潮があったじゃないですか。昭和の日から始まるゴールデンウィークのように、平成の日から始まる年末があったんじゃないですか。当時の御社がどうだったか、私は知りませんけど。

 

自分が最後の12月23日(天皇誕生日)は何をしていたんだっけかと思い出してみると、釈放もとい修了のために、論文を書いていた。

皆がメリークリスマス良いお年をお迎えくださいと終わり、研究室が閉まり、教授がパーティーに参加して帰り、図書館が閉まる中で、論文を書いていた。11月に先行研究に関連する研究書が出た。果たしてこれをやって本当にどうにかなるのかと絶えず考え込んでいた。

学生の溜まり場になっていた部屋は寒く、暖房をつけると空気から水分と言う水分が奪われ、息をすると気管が乾いて咳が良く出た。古い建物で、部屋の隅のタイルが剥がれてアスベストが剥き出しになっているともっぱらの噂だった。誰も掃除をしないので埃っぽく、元より埃っぽい部屋に慣れ親しんでいる自分にはやけに居心地が良かった。

 

 

*1:字面上は何人か関わっているように見えることがあるものの、主担当副担当以外はだいたいメールを見ていれば「良い方」という感じになる